展覧会 Exhibition

企画展 原榮三郎が撮った京都 Warhol in Kyoto 1974
Special exhibition Warhol in Kyoto 1974 Pictures were taken by Eizaburo Hara

2022.09.17(土) ~ 2023.02.12 (日)

 ”ポップ・アートの旗手” アンディ・ウォーホル(1928年-1987年)。1956年の世界一周旅行。それはウォーホルにとって初めての海外の旅であり、その旅が彼の人生の中で重要な転換期となりました。旅のハイライトとして訪れた日本。2週間の滞在期間中、スケッチブック片手に、中でも「京都」での滞在は、見るもの全てがそれ以降の作品に影響を与えた事は言うまでもないでしょう。後の1974年の再来日の際にも、「京都」を訪れています。
 ウォーホル2度目の日本滞在の際、同行撮影を行った原 榮三郎(1935年-2004年)は、ウォーホルが桂離宮や三十三間堂、祇園等の名所を訪問する様子を写真に記録しています。本展では、旅の足跡をたどる約100点を展示いたします。彼が当時、この街を歩き、感じた気配を感じ入りながら、ご高覧いただけますと幸いです。 井村優三

  • ©原榮三郎/ Hara Eizaburo
  • ©原榮三郎/ Hara Eizaburo

アンディ・ウォーホル
Andy Warhol(1928-1987)
アメリカ・ピッツバーグ出身、1960年代以降ニューヨークに「ファクトリー」と称するスタジオを設け、「キャンベル・スープ」など当時広く普及していた人気商品や、マリリン・モンローなどの有名人をモチーフに、当時のアメリカの大量生産・大量消費社会のアジテーションとも呼べるシルクスクリーンを用いた作品を次々と発表。「ポップ・アートの旗手」としてさまざまなジャンルの表現に影響を与えました。

原榮三郎
Eizaburo Hara(1935-2004)
佐賀県有田町出身の写真家、画家である現代美術家。1960年代より写真家として活躍した後その活動の幅を広げ、写真のみならず絵画、陶芸、書など多くの作品を残した。晩年には故郷有田に「原榮三郎美術館」を設立し芸術・美術の振興に尽力しました。

展覧会基本情報 Information

開館時間:10:00〜18:00(⼊館は17:30まで)

Opening hours 10:00-18:00(Admission until 17:30)

休館⽇:毎週⽉曜⽇(祝休⽇の場合は翌平⽇), 2022/12/28~2023/01/03

Closed Every Monday,Closed due to the installation of exhibits,New Year's Holiday Closure

入館料:⼀般1,200円、⼤学・⾼校・中学⽣1,000円、⼩学⽣以下無料 ※障がい者手帳などお持ちの方は1,000円

Admission: Adult 1,200 yen ・Students 1,000 yen ・Elementary school students or younger Free

主催:ZENBI -鍵善良房- ・京都新聞
Organizer: ZENBI(Kagizen Art Museum)・Kyoto Shinbun


企画制作:イムラアートギャラリー
Produce: Imura Art Gallery

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